第一章「紅茶との出会い」

ケーキをいただく時は、必ずといっていいほどコーヒー派だった私。

紅茶を飲むことがあってもティーバック。

それもポットのお湯で入れた、今から考えると色のついた液体を紅茶と思い込んで飲んでいました。

ある時単発のパン教室に行った時、

試食の時に先生が入れて下さった紅茶を飲んだ瞬間・・・・!!!!!

何これっ!?おいしーーーーー♪


香りがとてもよく、にがみが全くないとってもおいしい紅茶だったのです。

先生が「紅茶はきちんと入れないと、同じ茶葉でも全く味が違うものになってしまうのよ」と。

そうなんだー。紅茶もパンやお菓子と一緒なんだ。いくらいい材料を使っても、

それをうまく生かす作り方をしないとおいしいものはできないんだと。

早速家で先生に教わった方法で紅茶を入れてみたところ、おいしい紅茶が入れられたのです!

それからはコーヒーより紅茶を入れる機会が多くなったのは言うまでもありません。

デパートなどの紅茶売り場ものぞくようになったら、本当にいろんな種類の茶葉があって、

それぞれ香りも茶葉の大きさも違ってこれはどんな味なんだろう、

これはどういう飲み方をすればいいんだろう・・という興味がわいてきたのです。

家で教室をした時に、試食時においしい紅茶が入れられたら生徒さんにも喜んでもらえるに違いない!

よし、紅茶をもっともっと勉強しよう。インターネットで調べてみると、

通信教育と個人で教室をされているところがあります。

通信教育は自分のあいている時間にできるというメリットがあるけれど、紅茶は味や香りが大事。

本だけで勉強できるのか不安。

やっぱりここは教室に通うしかない。

ということで紅茶教室を探していたところ、ちょうど会社帰りに通えるところを見つけ

早速申込みをしたのでした。

Written by KAZU