1月28日(日)

茶道を習い始めてから何度となくお誘いがありながらも、なかなか時間がとれず行けなかったお茶会に今年ようやく参加することができました。
先生と一緒だから安心♪と思っていたのに、直前に先生の都合が悪くなってしまいキャンセル(T_T)
お茶に興味がありそうな友達を誘ってみたのですが、予定有りとのことで不安ながらも1人で行くことにしました。
場所は大阪市内にある神社。都会の中にあるのに、一歩足を踏み入れると京都にでも来たような錯覚に陥ります。
初釜だったので、すごい人!
お茶をいただくまでかなりの待ち時間があったので、まずは点心からいただきました。
海の物、山の物が少しずつ盛ってあって、見た目も綺麗です。
ホテルにも入っている料亭のものだけあって、お味はGOODでした。

070127_1417~0001.jpg

あまり写真を撮れる雰囲気ではなかったので、写真はこれだけ。。

待合で1時間近く待った後、30人くらいが一度に呼ばれ、まずはお茶菓子をいただきます。
その後は順番にお道具の拝見。
貴重なものだということは分かるのですが、詳しくないので「このお茶碗が好みだわ」というレベル(^^;)先生がいたら説明していただけたのでしょうけど・・・
そうこうしているうちに、ようやく順番が回ってきました。はじめはお濃茶から。
正客さんの席には、お茶の先生だろうと思われる年配の方が座られたので、私たちはお手前を拝見しながらお茶がはいるのを待っていました。
お濃茶は数人(今日は5人)で1杯のお茶をいただくので、飲みすぎたら駄目なのです。
普段1人でお稽古してる私は大人数に慣れず(^^;)
口の中にからみつくほどのねっとり加減は、お稽古の時よりも数段上です。
渋みもおいしいと感じるのはいいお茶だからなんでしょうね。
お濃茶の後は、隣の部屋に移動してお薄をいただきます。
この独特の雰囲気の中座っていると、自然と背筋がピンとはってきます。
お湯が沸いている音、茶筅を動かす音がとっても心地よく、本当に落ち着いた気分になれるのです。
一杯のお茶をいただくまでに、多くの所作があり挨拶があって大変なのですが、昔の人はこうやってお茶の時間を楽しんだのですね。
私ももっとゆとりをもった生活をしなければ・・・(^^;)
初めてのお茶会は緊張したけれど、楽しむことができました(^^)
ただ一つだけ・・・
9割の方が着物だったので、洋服で行った私はちょっと後悔。やはり着物着ていけばよかったなー。

2007/01/28